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多良山系トレール

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経ヶ岳山頂より五家原岳を望む


黒木~(つげ尾)~経ヶ岳~笹岳~金泉寺(山小屋)~中岳~五家原岳~黒木の縦走に行ってきた。




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ピラミダルな山容がカッコイイ・・経ヶ岳
久しぶりだなぁ・・

出発地の黒木は多良山系の○万年前?の噴火口跡になる
いまでは民家が点在し棚田が美しい。
ニッポンのふるさと~って感じがする。
その黒木を取り囲むように位地する外輪山が今日のコースになる


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八丁林道駐車場よりスタート
準備運動して、靴ひもはやや緩めに結ぶ。
ザックの重量は11.5kg、歩荷トレもかねてみた。
田んぼの脇から小川を渡り、山道に取り付く


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↑パタゴニアのマークに似た(笑)、あの山々のピークをこれから越さねばなりません


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多良山系には幾つものレスキューポイント標識が設置されてある
出来ればお世話になりたくないもんです(^^;



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大払を直登します。かなり息が切れる・・
多良山系はこういったガレ場をあちこち見かける
平たい石がゴロゴロしてて足場が良くない



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長女のゆめみが幼稚園年長のとき、
初めて連れて登った山が経ヶ岳だった。
この大払をよく登ったもんだな~と今でも思う。
いまでは中学一年生(^^;



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約1時間で、つげ尾に着く
ここで郡岳の尾根から延びる多良山系の縦走路と合流する

ここで、つげ尾を右に折れます。


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ロープやハシゴがあります。さぁ、経ヶ岳まであとわずか!
写真ではUPしてませんが、岩肌には無数のアイゼンの傷跡が生々しかった。
せめて植物たちにはインパクを与えないようにと・・思い返した。


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つげ尾から約20分くらいで、経ヶ岳山頂1075.7m到着
黒木から約700Mの標高差となる。


ちなみにこの柱が1075mmの高さらしいが・・ ホントか?(^^;




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経ヶ岳山頂は山つつじがきれいだった



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はるか大村湾がみえる。
そして遠く郡岳から手前に延びる尾根伝いが縦走路になっている。



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今日のコースはこちら~
遠ぉ~く 山頂にテレビ塔が3~4本見えるのが五家原岳
アップダウンがなけりゃ~楽チンなんだろうけどねぇ(笑)



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15分ほど休憩して縦走開始



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ここから急な下りの連続
しっかりしたロープがあるので慎重に移動すれば大丈夫
ロープなしでもいけるが三点確保すればok



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約200m降りて平谷越に到着(経ヶ岳から約15分)




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ここから中山越へ向けて東斜面を南下
落ち葉が多く踏み跡がわかりにくいところがあって少し迷った
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中山越(780m)に到着。。迷って戻ったせいもあって平谷越から30分くらいかな。
ここは佐賀・中山キャンプ場方面からとのクロスロードになっています。


このまま直進し・・
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900m前後の小ピークが続く。。
ここいらが、あのパタゴニアマークの付近か?(^^;




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左手には笹岳南壁が垂直にそそり立つ。
その直下を移動していると、トレールランニング中の若いお兄ちゃんらに、
ぴゅ~っと追い越された(^^;
すごいヤツらで、写真撮るスキもなかったなぁ・・(^^;



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6ファンクションホイッスルは携帯性がとてもいい。
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笹岳(900m)を越したところで休憩。
金泉寺へ向けてもうちょっとだ。



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ポールで木の根や植物を傷つけないように・・・
ここから稜線にむかって急登になっていきます


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ようやく稜線にたどりつく。さすがに足が上がらなくなってきた。
ここを下ると金泉寺のはず。 なんだけど、ここで一休み(^^;



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ようやく金泉寺に到着
な~んか今日ばかりはオアシスみたいに感じた(^^;
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この日、山の気温は17~18℃ですごく涼しかった。
金泉寺の小屋番さんから 「ストーブにあたっていかんね~」って言われて、
中に入ると数名の方がコーヒーを炒れて談笑していた。
僕もここで昼ご飯させてもらった。
金泉寺には冷たいビールもあるよ~(^^)

ぁ~経ヶ岳からしっかり2時間越えてしまったなぁ・・
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45分ほど休憩していよいよ五家原岳へ向けて再出発!(14時)

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なだらかな道を10分ほど歩くと西野越についた。
五家原岳に向かってまっすぐに進む。




陽も少しずつ傾きとてもいい気分
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iPodを取り出して♪リズムよく歩いていたら、木の根っこに引っ掛かってコケそうになる。
写真中央の横に長~いのがそれ。 
まさか・・あんなとこに木の根っこがねぇ(^^;




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気を取り直して・・



中岳の頂上が見えてきた・・・かと思ったら下りになるし。
おいおい下った分だけ登りかよ~(涙)
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はい、そのとおり。70mを下ってこんどは120mほど登る。
急登になってきた。
フツーな登りなんだけど、なかなか足がついてこない(^^;
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なんども休みながら、ようやく中岳頂上(1000m)にさしかかる。西野越から約35分。




そして・・いよいよ五家原岳山頂が目の前にきた。
何度も「アレだよな」・・といった気持ちで頂上のテレビ塔を確認する。

・・が、しかし
またしてもここから100m下りがあって、
五家原岳頂上まで150mほど登らなければならない。
それも、これでもかってくらい急な登り坂だ。。
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ついに山頂直下のハシゴに差し掛かる。




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中岳から35分、ついに五家原岳山頂だ! 
目の前の山が、最後に苦しめられた中岳(^^;
そのはるか向こうにある山が経ヶ岳になる。あの山から来たんだなぁ・・



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五家原岳山頂は、車で簡単に登ってこれる。
ハァ~ハァ~ゼ~ゼ~いいながら頂上につくと、
ハイヒール履いたワンピースの女の子と彼氏がデートちぅだった(^^;
おまけにアンテナ等の人工物が建ち並ぶこともあって、
五家原岳はイマイチ人気がないそうだけど眺望はかなりいい。。
フツーにお弁当持ってでかけてもgood!



ここで水分補給と休憩もしっかり取ることに。
靴ひもをしっかり結ぶ。
あとは横峰越経由で黒木までのロングコースを下るだけだ。




約20分ほど休憩してスタート
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今回同行したTさん
僕よりずっと年上だけど、アイアンレースやフルマラソンにも現役でエントリーする凄いひと。。
日本100名山もあと1/3ほどで完遂するらしい(^^;



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山頂から20分ほどで横峰越通過
ここから右へ折れると黒木方面だ (左は諫早少年自然の家へ向かう)




どんどん下っていくと沢の音が聞こえてくる。
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沢の源流だ~
冷たい水で顔を洗いタオルも浸した



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滝もあって、水量もどんどん増してきました。
夏の避暑地にもってこいだね~



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林道に抜けたかと思うとまた山道に入る



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多良山系は沢登り(遡上)する人たちもよく見かけます。



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この橋を迂回するといよいよ最終地点




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ついに五家原岳登山口に着いた。
ここから八丁林道駐車場まで歩く。。



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黒木の出発点へ戻ってきました
五家原岳から1時間20分
最後はちょっとオーバーペースだったけど気持ちよく歩けた



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多良にはヤマボウシをあまり目にしない
とても綺麗だった。

奥雲仙・九千部岳は最高に綺麗だろうな




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27915歩
身長x0.45とまでいかなくても、17kmくらいかな。


かなりしんどかったけど、達成感あり~の山行だった。





≪CAUTION!≫
これからの季節に山行される方は、多良に限らず十分な「水の携行」が必要です。
今回の多良山系にはたくさんのコース(バリハイコース含む)があります。
コースによっては沢と平行して登る個所もありますが、
概ね水場は無いものと考えておいたほうがいいです。

僕も3L程の水を持っていきましたが、今回気温が低かったにも関わらず結構な量を必要としました。
脱水症状が続くと血液がドロドロになり意識が薄れ、それが岩場だったりすると非常にキケンです。

まず、これから出かけようとするコースの給水ポイント等をしっかり調べておきましょう。。
by kote37 | 2007-06-13 00:07 | トレッキング
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