七高山巡り (レポート)

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長崎の山登り仲間で七高山道を歩いてきた。             (金比羅山からの眺望)



七高山巡り
江戸時代の頃、長崎では正月の2日から15日頃までの間に市街を囲む七つの山をわらじ履きで1日かけて巡拝し、一年間の無病息災を祈願するならわしがあったそうです。
現在でも趣味で山登りされる方のほか、家族や知人らで無病息災・受験合格祈願等を目的に七高山巡りされている方も多い。

コース
①金比羅山(こんぴらさん)~②七面山(今回はカット)~③烽火山(ほうかざん)~④秋葉山(あきばやま)~⑤豊前坊(ぶぜんぼう)~⑥英彦山(ひこさん)~⑦愛宕山(あたごやま)
※1日かけて巡る・・とあるが、日にちを分けて登っても差し支えないとされる。



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諏訪神社一の鳥居をスタート(8:15頃)
まずは七高山巡りの無事安全帰還をお祈りすることに・・。




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金比羅神社の広い境内をすぎた付近
この雰囲気が好き。
向こう側から黄門さまと助さん格さん歩いて来る気がするんだよなぁ・・ ここ。 (笑)




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境内の森を抜けると広っぱに出る。(8:55)
ここでのハタあげ大会や、近くの学校の遠足でお馴染みの広場




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ドンク岩に立ち寄る。 (ドンクとは長崎でカエルの意)
約3mくらいの岩だけどなんだかユーモラス。 ひよこ岩とも呼ばれるらしい。  納得。
金比羅山頂はすぐそこだ。




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金比羅山到着366m  (9:15)       
遠く雲仙や多良山系も見える

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市内が一望できて素晴らしい景色だ。
山頂で数名の七高山巡りの方々とご挨拶を。
ここで、後に同行することになるALWAYSさんご兄弟と初対面。 
まだここではご挨拶程度でした。 ただ・・お兄さんが汗まみれだったことは覚えている(笑)




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金比羅山より西山水源地方面へ下りる。
数日前の雨のせいで足元が滑りやすい。
竹林から覗く青空がとてもきれいだ。
水源地の堤防を渡って烽火山へのルートに取り付く。




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仏舎利塔を通過 (10:25)
ここで、金比羅山で出会ったALWAYSさんブラザースが追いついてきた。
ALWAYSさんはろきちゃんのブログを知っていたらしく、eTrexを一目見てろきちゃんと確信したらしく声をかけたとのこと。
ちなみに僕とgolfさんのHNも一発的中された(笑)はは・・




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健山到着300m  (10:40)
低山とはいえ、此処までほとんど直登。 息が切れまくった。
健山は烽火山へのルートの途中にある。・・が、七高山として数えられていない。
理由は分からない。
おまけに山頂からの眺望はきかない。
ちなみに写真だが、ALWAYSさんと、ろきちゃんが花粉症で苦しんでいる図・・ではない(笑)

なんだか、ないない尽くしのコメントになった。




小休止のあと健山を出発
間もなく七面山との分岐が見つかった。
七面山は七高山のひとつなのだが,コースは大きく外れ時間がかかるらしく、
狭いやぶ道で登り返しも足下が悪い急な道らしい。

今回七面山はパスすることに。。





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烽火山到着426m   (11:15)
とてもすばらしい眺め。。


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山頂には直径5mほどの石垣で築いた大きな穴(釜跡)がある。
遠いむかし不審船が入ってきた時など、番人がこの穴で木を燃やし烽火(のろし)をあげたらしい。
この烽火を見たお隣の鍋島藩(いまの佐賀県)の番人が、更にそこで烽火をあげる。
・・・といった具合に九州全土に情報をつなげていったらしい。

う~ん少しは賢くなった気がした。
ま~ある意味、チェーンメールみたいなものだ(笑)





前日までの天気予報は曇り。 ところによっては雪か雨


ところが、澄み渡った青空
まるで小春日和みたいに暖かく風もほとんどなかった。


せっかくのロケーションだし、烽火山で昼食をとった。 (11:30)
まずはビールで乾杯ね。

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メニューは、定番 「頂上パスタ」
沸騰したお湯に一つまみの塩とパスタを入れて待つこと約5分
アルデンテの出来上がり。
クリーム明太子のソースを絡めていただきます!


凍えた体を温める(ハズだった)ために持参したカップ入りおしるこは、
食後のデザートになった(笑)

これがまた妙に旨かったりする。




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昼ご飯も済ませ秋葉山へ向けて再出発  (12:23)
長い下りが続く。 おまけにとても滑りやすい。
途中小高い鞍部に出るとルートは直角に折れた。




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どんどん下りていくと、秋葉神社(秋葉大権現)へ到着  (12:35)
神仏習合(混淆)として信仰されていた時代が垣間見れた。


この七高山道をいったいどれだけの人がこれまで歩いたのだろう。
参道の脇には苔生した大きな岩や大木、足元にはどうやって運んだのであろう石段のために切り落とされた巨大な石群。
赤い前掛けをつけた小さなお地蔵さんが微笑んでいるかのようだ。

七高山道を訪れる人を、これら毎日眺めているんだろうね。
永いながい悠久の歴史を感じる。
いまの時代を生きている我々も、いつかいなくなる。
あ~・・儚いね~ (^^;



さて、麓から続く石の参道を更に下ると、ようやく市道に出た。 (13:05)




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本河内水源地よこを歩く
彦山が見えてきた。




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振り返ると遠くに烽火山が見える
あそこで昼ご飯したんだな・・・と。




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彦山への取り付きまでは暫く車道を歩きます。




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さて、いよいよ彦山へ登り出そうとしたが、まだまだソコは民家が密集している場所。
おまけに迷路のように狭い道が入り組んでいる。

間違いなく迷いそうだったので通りすがりのおじちゃん・おばちゃんへ道順を尋ねると、
なんと途中まで案内してくれると言うではないか。
すぐ近所に自宅があるらしく、たぶん七高山巡りする人達の対応に慣れてる感じがした。
それもすごく人がいい。 声も掛けてくれるし快い挨拶もして頂けた。
なんだかこちら側としては、お遍路さんみたいな気さえしてくる(笑)




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彦山へ行く途中、豊前坊という所がある。 そこも七高山のひとつだ。
まずはそこを目指そう。




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ここも美しい竹林の中を、ひたすら登る。
途中の岩倉大明神は、大きな岩盤が社みたいになっていて圧巻だった。




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豊前坊下虚空蔵堂へ




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巨岩をくり抜いたように作られている。 (14:00)
まるで奥の院みたいだ。
しばし合掌





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豊前坊神社へ続く石段
これがまた急なこと。
いまこうやって写真みるだけでも足がこわってくる (><;)



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豊前坊神社に到着  (14:10)
日差しもだいぶ西の空へ傾き始めた。




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豊前坊神社より15分ほどで彦山山頂へ到着 (14:30)
ここにも神殿が祭ってある。
今日はたくさんお参りした。




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彦山より長崎市内を眺める
金比羅山や烽火山も素晴らしかったけど、彦山もすごかった。
七高山巡りのご褒美だと感じた。





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さて、いよいよ最後は愛宕山へ向かいましょう♪
心地よい日差しが林間を抜けてくる。




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南側斜面の草むらからおもむろに市道付近へ出てくる(笑)
しかし逆コースの取り付きは探すのに困難だなぁ・・。




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愛宕山が近くに見えてきた。
長崎市内は平野部がほとんど無い。
写真みてわかるように、山の斜面に沿って住宅地が広がっている。
どうやって建てたのこの家?・・ってのがよくある。
もちろん乗用車が入れない所が多い。
核家族化が進み、さらに車社会の現在では子供達は親元を離れ、
市街地近郊に住居を求めたりマンションに移り住む。
こういった斜面に残されるのは高齢化したお年寄りが多いのが現実であったりする。


なんとかせにゃならんヨ >都市計画のみなさん!(^^;



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振り返ると彦山が・・。
いつも会社から正面に見える彦山
今回初めて登っただけに感無量だった。




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今回車道を度々歩いた。
山道から車道に出ると、つい道路の真ん中に広がって歩いてしまう(笑)




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ついに愛宕山に到着 (15:50)
山頂からの眺望は望めなかったけど、なんとも言えない心地よい疲労感だ。




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最後に風頭公園へ移動
坂本竜馬の銅像の前で記念撮影して、ALWAYSさんブラザースと別れた。
やはり銅像の前では無意識のうち腕を組むのか?(笑)




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全行程、約17kmにも及ぶ超スペクタクル・ドキュメントになった(笑)

無事、怪我もなく七高山巡りが出来たことに感謝。
穏やかな一日を満喫できた。


近いうち、今回行けなかった七面山へ行こうと思っている。




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めがね橋の横を通って電車で帰宅した。  (めがねにみえますか?)
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by kote37 | 2008-01-18 00:37 | トレッキング
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